d-09 : 近現代文明への反発

予想される社会的な影響

・精神疾患患者数は、技術の進歩と比例して増加傾向にあり、心の平安や幸福を求める人々が超自然主義へ傾倒する可能性がある

・精神状態や幸福感を重視する価値観が主流化する中、科学に対する絶対的な信頼が揺らいでいる

・科学を代替、補完する価値観を求める人が増加する傾向が続いている

・ベーシックインカムの導入により、Bライフのような自由な生き方をする若者が増加する

背景・理由・事例

・技術の進歩とともに生活行動はスピードアップし、人々の心身の余裕の欠如や、精神的問題を抱える人が増加し、昔ながらの質朴な生活様式に関心が集まるようになった
背景には、近代的で便利な生活が、すべての人に幸福をもたらすとは限らないとの考えがある

・「ネオラッダイト運動」は、IT技術の飛躍的な進歩、発展、普及に対しての反対運動である。それらの開発を阻止し、利用を控えようとする人々に支持され、産業革命時に起こったラッダイト運動から、ネオラッダイトと呼ばれる

・「アーミッシュ」は、アメリカやカナダに20万人ほどいるといわれる、宗教集団
移民当時の生活様式を守ることを主義として、昔ながらの生活の中で生きている。近代文明を拒否し、電気、電話を使わず、基本的に自給自足を行い、コミュニティの中で支え合い、地域で密接な関係を築いている
アーミッシュの生き方は、決められた制限を尊重し、受け入れることだとされる

出典:キナリノ
電気も車もない昔ながらの生活。【アーミッシュ】の人々に見る人間本来の姿

・「Bライフ」はベーシックライフの略称で、日本の若者の間で話題になっている。ミニマリズムや断捨離の考えが広まったことで、自ら小屋を建て、誰にも文句を言われずに、寝転がってローコスト生活を続けるライフスタイル
家にお金をかけることに魅力を感じず、シンプルに、自由に生きたいという思想が根底にある

出典: 【Bライフ】スモールハウスを使って月2万円の生活費で暮らす人々とは | 住まいのソーシャル北海道

・一定の期間、デジタルデバイスと距離を置くことでストレスを軽減する「デジタルデトックス」を行う人も多い

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