c-32 : 超富裕層市場の拡大

予想される社会的な影響

・費用を度外視しても、絶対的な手間、時間やストレスを削減するサービスが求められる

・超富裕層内で閉じた環境やサービスが増える

・日本に於いては超富裕層にセグメントされたサービスは少なく急拡大が見込まれる

・従来型の富裕層に加え、ITや金融等の新産業で富を得た人が多いため、新テクノロジー等に対する受容性が高い

・産業構造の変化が背景にあるため、さらに人数は増え一般層との分化・二極化はさらに進む

・国内に閉じる意識を持たない人が多いため、全世界的な視点でサービスを検討する必要がある

背景・理由・事例

・超富裕層市場は、純金融資産保有額が5億円以上の世帯が求める商品・サービスを提供する市場のことと定義できる

出典:野村総合研究所 ニュースリリースより

・注目される次世代商品・サービスは、登場初期はどうしても高額であるため、立ち上がりは超富裕層がメインターゲットとなるケースが多い

・AIや資産データを活用したマッチングービスにより、資産状況に応じた商品・サービスが提案されるようになり、超富裕層向けの商品・サービス開発が活発化する

・2020年~2030年の10年間で、市場規模は28.1兆円から36.5兆円に増加すると予測されている

・世界において、100万米ドル以上の資産を有する成人数は、2023年までに平均31%増加すると予測されている

・超富裕層はオールドリッチとニューリッチに分類できる。
それぞれで消費形態は全く異なり、テクノロジーの進化や超富裕層の増加により、今後は相対的にニューリッチ型の富裕層が増えていくと考えられる

・VRなどを駆使し、JTBとKDDIによって富裕層もターゲットにした遠隔旅行の開発が進められている。遠隔操作ロボットを操作し、忙しい日常の中でも移動することなく旅行を体験することができる。

出典:TIME&SPACE
テレイグジスタンスで遠隔旅行! ロボット×VRで「感触」まで伝わる小笠原観光

・超富裕層は相対的に健康や寿命延伸に対して関心が高く、新たながん治療法である「光免疫療法」への期待が高まっているという。このような先端医療も、まずは超富裕層がターゲットとなる

出典:日本経済新聞

・ニューリッチが増加することによって、効率的・高品質のサービスに対するニーズが高まる。
高額で高品質なシェアリングサービスも需要が高まる可能性があり、JET ITは米国において、プライベートジェットのシェアリング事業を開始した。

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