a-10 : マイクロナノマシン

予想される社会的な影響

・伝達対象により効率的に薬剤等を目標に投薬することができるため、効果的で副作用の少ない治療が可能になる

・微細なレベルでのセンシング・観察が可能になるため、身体や健康状態の把握がより精緻なものになる

・マイクロナノマシンを協調的に活動・作用させることで効果的・効率的な診断や身体状態の制御が可能になる

・初期は高額なソリューションからの普及が予想されるため、富裕層向けのサービスや軍事目的、高度医療などの領域から実用化される

背景・理由・事例

・50ナノメートルの薬剤等を超微細なカプセルに搭載させ、 体内を循環することでがんやアルツアイマー等の重大な疾患を早期発見、治療する画期的な仕組み

出典:mugendaiより
もうすぐ実現、「体内病院」の衝撃!–体内を自由に駆け巡り、検査・診断・治療までしてくれる究極のナノマシン

・体の隅々に張り巡らされ、異常感知、検知システムの役目を果たす。
体の異常事態を検知すると、即座に初動対応⇒診断を下し、内包している薬剤等を患部に放出して治療を行う。
免疫機能を人工的に補完、補強する総合システムとなっている

出典:WIREDより
飲み込んだ超小型カプセルから「健康診断」できる時代がやってくる

・コア技術はナノテクノロジー。
小さいサイズ、かつ精密で 多機能性が必要。患部に薬剤を届けるだけでなく、届け先で何が起こっているかを検知する。
がん特有の化学物質は出ているか、pHは酸性になっているか、それを信号として発信するので、MRIで検出することも可能。高分子合成や微細加工技術を駆使して、機能付帯する

・アルツハイマーの治療にも考えられている。脳にはバリア機能があるため薬剤が入らないが、バリア機能の引き金となる酵素を抑える働きをもつナノマシンが開発されている

出典: 抗認知症薬を脳内に届ける「ナノマシン」を開発
血液脳関門を突破し、病因のアミロイドβタンパク質凝集を抑制

・一方、ナノマシンには人工ウイルスを増殖することも可能であり、要人の暗殺やテロに使われる懸念もある。凶器としてナノマシンが使用されたとしても肉眼で確認が困難であり、事件の立件が難しくなる

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