c-55 : NFT(非代替性トークン)によるデジタルコンテンツ市場の変容

予想される社会的な影響

・データそのものが信頼性を担保できるため、セキュアーな管理システムが必要になる場面が減少する

・NFT関連サービスの急増

・デジタルアート市場の拡大

・現実世界のモノの取引などへの利用範囲が拡大する

背景・理由・事例

・NFT(非代替性トークン)は、「偽造不可な鑑定書・所有書付きのデジタルデータ」のことを指す
従来、デジタルデータは容易にコピー・改ざんが可能であり、現物のアート作品のように資産価値を提示することが困難であった。ブロックチェーン技術により参加者相互の検証が入ることで、コピーや改ざんが難しくなり、資産価値を提示・維持できるようになる

出典:日本経済新聞

・アートを含むデジタルコンテンツの価値の可視化・権利の明確化が進み、取引の透明性が向上することが期待される

・現在、非代替性トークンの市場は、24ピクセルの小さなデジタルアートが約8億円で落札されるなど、大きな盛り上がりを見せる。市場は急拡大しており、2021年上半期に売上高は過去最高の25億ドルを記録した

・将来的には不動産の所有権など、現実世界のモノの取引などにも応用されると考えられ、不動産関連のトラブル抑制につながることが予測される

・世界最大規模の商品数を誇るNFT型ショッピングモールを運営する「cryptomall ou」は、自社で開発した「鑑査証明システム」の特許査定を通過している

・Dali株式会社は、ブランド品と交換可能なNFTマーケットプレイス「Dali」をローンチ予定である

出典:PR TIMES

・NFT自体が強固な技術で守られていても、NFT自体がアーティストと無関係な偽物であった場合、その価値の根底が揺らぐことになるといった問題点も複数指摘されており、今後支持され続けていくかどうかはまだ判断できない、とされている

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