辞めずに北海道移住を実現させた、令和時代の新しい働き方

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2018年末に設立した「札幌リサーチセンター」は、D4DRアナリストの札幌移住を機に誕生しました。
会社が転勤させるスタイルが常でもある、地域拠点への異動。しかしながら、D4DRでは社員の住みたいところに拠点を作るという新しい時代らしい働き方に挑戦しました。

移住、設立から1年以上が経ち、札幌リサーチセンターに勤務するアナリストにインタビューを実施しました。

札幌リサーチセンター 市古大樹
ソーシャルメディア分析チーム リーダー・シニアアナリスト
兼 札幌リサーチセンター室長
在籍年数8年(2020年2月時点)

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札幌リサーチセンターの設立は市古さんの札幌移住がきっかけだったわけですが、そもそもなぜ札幌へ移住しようと思ったのですか?

2013年頃から、家族の希望もあり、空が広く、大自然が身近で豊富にある北海道への移住を考えるようになりました。北海道のなかでも札幌を選んだ理由は、ITなど、これまで自分が携わってきた領域でのビジネスのしやすさからで、東京から北海道への移住先としては他の選択肢は考えていませんでした。

もともと生活環境を大きく変えたい、と希望していた妻は10年間務めた仕事を辞めて、現在は専業主婦として支えてくれています。

移住を考えるようになってから5年間ですね。きっと大きな決断だったのだと思います。移住を決心してから、D4DRの経営陣にその決意を伝えたときはどのような反応でしたか?

身勝手な話なのですが、先に札幌への移住を決めていたので、移住後に現地で仕事を探そうと覚悟していました。話を伝えた後に、「(D4DRでも)札幌にいてもできることがある」とご提案いただけたことは非常に驚きました。仕事内容や会社を変えることが目的ではなかったので、とてもありがたかったですね。

移住後の仕事についてが、思いがけずクリアになったことで、安心して準備が進められるようになったのではないでしょうか。移住をするまでに苦労したことはありましたか?

伝えてから東京在籍期間は5か月あったのですが、その間に次々と新しく来る案件が滞りなく進むよう、役回りの振り分けや担当は、細かく調整が必要な部分もありました。あとは札幌の住まい探しでしょうか。日帰りで内見から申込みまで済ませたので大変でした(苦笑)。

日帰りで住まいの確定!!それは、大変でしたね(笑)それでは、移住してみてから、大変だと思ったことはありますか?

冬場の雪、夏から秋にかけての熊などの野生動物出没ですね。冬は積もった雪で車が駐車場でスタックしてしまい、夏は借りている市民農園の畑から50mのところで熊が出たとニュースになりました。

    

※冬、雪に埋もれる車/市民農園とそこで収穫した野菜

まさしく『自然が身近に感じられる』生活の実践でしょうか。反対に移住して良かったことも教えてほしいです。

春が待ち遠しくなったことです。東北や北陸地方も同じではないかと思いますが、北海道はことさら季節の移り変わりがわかりやすいと感じました。個人差はあると思いますが、私は、仕事をこなすだけで飛ぶように過ぎていた1年間が長く感じられるようになりました。春先に煩わされていたスギ花粉症に悩まされなくなったことも大きいと思っています。

スギ花粉症に悩まされないのは、業務効率も上がるかもしれないですね!東京で勤務していた時と比べると生活が大きく変わったかと思います。今の働き方のメリットとデメリットを教えてください。

メリットは、まとまった時間が必要なときに作業に集中しやすいことです。地方創生事業などは時間をかけて集中的に設計・調査することが多く、どうしても一人で黙々と分析する時間が必要です。成果物のクオリティにも良い影響が出ていると思っています。憧れで力になりたかった地域(私の場合は北海道)のプロジェクトに、自分ごととして参加できる魅力も大きいと思います。

デメリットは、東京の案件における営業のフットワークですね。私が必要な時は、i-padで連れて行ってもらっています。

市古さんin i-pad。画像も音声もクリアなよう。

持ち運び可能な『ポケット市古さん』ですね。業務や社内コミュニケーションでは、どんなツールを使っていますか?不便は感じませんか?

東京本社とのコミュニケーションは2種類です。チャットではSlack、社内会議など口頭の打ち合せではFacetimeを活用しています。出退勤などの管理は東京本社と共通で、その日の出退勤時間や業務内容を記録する勤怠管理ツールで管理し、毎週月曜日にそれぞれ報告するようにしています。

ちなみに、社外コミュニケーションでは、報告会やMTGにFacetimeやZoomで参加しています。実際打ち合せの場に居るような感覚で、便利ですよ。

社内外どちらも大きな支障なく、順調に札幌生活を送っているんですね。市古さんのような働き方はどんな人におすすめですか?

会社からすると、まずは最小人数での地域拠点としての位置づけとなるので、アナリスト・データサイエンティストのようにひとりでも作業を進めて、きちんと成果を出すことができる業務内容は向いています。かつその地域と関わりたい・役に立ちたいと思ってる人には、さらに可能性があると思います。

生活の面では、人口197万人の札幌でも東京ほど商業・レジャー施設は充実していないので、都会的なエンターテインメントや用意されたイベントが無くても、日々の暮らしや自然、地域の人々との触れ合いに惹かれたり、楽しみを見つけられたりする人でしょうか。

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札幌リサーチセンターが1年経ち、経営陣もその成果について「新しい拠点が自然に1つ増えていた、というぐらい違和感が無く、むしろダイバーシティ的にもプラスが大きい」と話します。

会社の変化に伴いスタッフが変化していくだけでなく、スタッフの変化によって会社が変化していく、それも新しい時代の新しい働き方の1つだと思います。

 

D4DRでは、札幌リサーチセンター設立の翌年2019年4月に、遠近両面から未来社会のあるべき姿を発信していく、未来予測専門のシンクタンク機能「Future Perspective Research Center」も立ち上げました。

変化の激しい現代において、常にチャレンジをしながら前に進んでいくこと、好奇心を忘れずに社会に貢献することを、D4DRチームメンバー全員は実践しています。

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D4DR PR Staff
D4DRの広報PR担当です。webやソーシャルメディアを通じて、ITビジネス、デジタルマーケティング、各種データ分析、CRM、ソーシャルメディア分析などの消費者インサイト発見に関する情報を発信しています。