これからの時代を生き抜くために心がけるべきこと(社内勉強会レポート)

 2020年3月、D4DRでは若手社員を対象に「将来のお金」について学ぶ勉強会が開かれました。講師は公認会計士の平林元之さんです。VUCA時代※を生き抜くために、これからのお金と自分のあり方をどのように捉えていくか、一緒に考える時間を頂きました。

 

※あらゆるものを取り巻く環境が目まぐるしく変化し、将来の予測が困難な時代を表す。Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(不透明性)の頭文字を取った言葉。

 

 平林さんによると、「お金」とは「『ありがとう』を数値化したもの」であり、時代によってそのあり方は変わります。そして時代とはルールであるとも言います。今のルールとこれからのルールの中で、お金=信用を積み重ねていく手段に正解はないが、まずは行動と発信をすることが重要だと強調しました。

 

しかし、お金について考えるとき、人はどうしても不安を感じやすいものだとも平林さんは言います。不安の背後には恐怖という感情があり、その恐怖は「経験がない」「見えない」ことから生まれてきます。この要因を意識的に取り除くことで、お金に関する不安は解消されていくことになります。

 まず、お金に関するスキルを大きく「稼ぐ」「使う」「守る」「増やす」の4つに整理し、そのスキルがそれぞれどのような行動によって構成されるかを掘り下げていきます。

・稼ぐ→商品作り、集客、販売

・使う→消費、浪費、投資、寄附

・守る→見える化、変動費と固定費、税制等の利用、置き場を変える(海外預金など)

・増やす→有価証券への投資など

 スキルを具体的に落とし込んだこれらの行動を意識的にコントロールしていくことが、お金のスキルにつながることが分かります。こうした知識をもとに、お金への不安を和らげていくことができると平林さんは言います。

 

 最後に、「心とは何だと思いますか?」という問いが平林さんから投げかけられました。答えは一つではありませんが、心は思考とは別ものであり、心が望んでいる行動でも、思考がその行動にブレーキをかけることもあるのだそうです。しかし、心を「使う、きれいにする、整理する、広くする、強くする」ことを欠かしてはいけないと言います。そうすることで、心の声をきちんと聞くことができるようになるためです。心の声を聞くことができていれば、自分のとるべき行動が見えてきます。これからはお金の価値以上に、心の声を聞いて手に入れた自分のスキルや健康、教養が資産になるのだと平林さんは締めくくりました。

 

 講義後の質疑応答では、ふるさと納税や保険、不動産に関する質問にも丁寧に答えていただき、お金のスキルの具体的な知識も得ることができました。

 

 世の中にはお金で計れるものばかりではありませんが、これからの不確実な時代には、まず目の前の人の役に立つために自分の価値を上げていくことの重要性が増していきます。そうして身に着けたスキルが、他者の役に立つことによって、信頼やお金という形で将来自分を助けることになるのだ、ということを改めて強く感じました。

 

 

 D4DRでは、定期的に各界の有識者や、D4DRのビジネスパートナーの方をお招きして社員向けの勉強会、研修を社内で行っています。実務的なテーマだけでなく、基礎スキルの研修や、ファッションなど身だしなみについての研修など、領域は多岐に渡ります。社員からの希望も取り入れながら、今後も研修を継続的に行っていく予定です。

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