「実践:ケーススタディ手法」を開催しました (若手社員研修)

D4DRでは若手社員向け研修を定期的に開催していますが、今回は社長の藤元が講師となり「実践:ケーススタディ手法」と題して行いました。

ケーススタディはコンサルティング業務の行う際に必要な基本的なリサーチ手法ではありますが、その方法論は簡単なようで実は奥深いものがあります。日常業務でも使っている手法でありながら、座学で学ぶ機会はそう多くはありませんので、全員が講師・藤元の話に熱心に耳を傾け積極的な質問をするなど、意欲的に取り組みました。

座学の後は、身近な企業(ZOZO)やサービス(動画配信)を題材(ケース)に、社員がチームを作って情報の整理、分析を行う形で研修が進みました。

情報を整理する局面では積極的なアイデアの応酬が見られたり、お互いの切り口の違いに自分には無かった視点の気付きが得られるなど、複数の社員が集まってワークを進めることの価値が確認できました。

コンサルティング会社では、「その事例のビジネスモデルはどうなっているか?」「なぜその事業が成功もしくは失敗したのか?」という「本質を追究する力」が常に求められるます。基本的な手法であっても、仕事のクオリティを高めるための引き出しをより多く持つことが重要であることを認識できた研修だったと思います。

最後に、参加した社員の感想を紹介します。

  • アイデアや課題・強みを検討するにあたって行き詰まっても、他の方を巻き込むことで打開できることを実感しました。また、個々の事例がいずれも参考になるもので、ビジネスになるサービスについてより広くアンテナを張り気付きを得られるようにしたいと思いました。
  • 複数人で発想することで、個人では思い付かないようなアイディアを短時間に複数出すことができると実感できました。コンサル業務でも積極的に活用したいと思いました。
  • ビジネスでの成功・失敗事例などをもとに、グループで考察することによって非常に短時間で、新たな気づきや知識を得ることができました。
    新規のアイディア出しなどに、大変有用な手法であると実感しました。
  • 久しぶりにアイデアを発散する機会があって、よい気分転換になりました。

D4DRでは、社員向けにスキル研修、社内勉強会、有識者を招いた勉強会などを、社員のスキルアップや業務に活かすナレッジ共有の場を定常的にもつようにしています。