予想される社会的な影響
・漁業における水産資源の適切な管理ガイドラインの制定
・養殖業における規制の厳格化
・水産業におけるサスティナビリティ意識の増大
・狩猟型食料調達は贅沢品化する
背景・理由・事例
・健康志向の世界的な高まりをうけ、水産資源の消費は右肩上がりで増加している
・一方で、1980年代後半から漁業生産は横ばい。養殖業の増加分が、供給の増加分を担っている(出典:平成30年度水産白書(水産庁))
・世界の水産資源のうち、適正レベルの上限まで捕獲されている状態は全体の60%、適正レベルまで漁獲されておらず、生産量を増大させる余地のある資源は7%に留まる
・養殖業は水産資源の枯渇を防ぐ一方で、餌による水質汚染、生態系の撹乱、過度な抗生物質の使用など、問題やリスクも抱えている
・地球温暖化によって、今後(50~100年単位で)海水循環が大きく変動し、酸素や栄養塩の循環が停止する可能性がある。水産資源の大規模な偏在化が起きるのではないかと危惧される。
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