b-14 : オープンインターネットの限界

予想される社会的な影響

・多数の閉域ネットワークがAPI接続することで、安全性と可用性を両立した通信環境が構築される

・IoT化の進展により、多量のセンサーがあふれる。安全な接続のために、閉域ネットワークの需要が高まる

・サイバー空間は国家同士の新たな戦場となっており、インターネットの脅威が増す可能性がある

・新たなプロトコルによる経済圏が生まれる

背景・理由・事例

・オープンネットワークのセキュリティ面での懸念などから、閉域網を利用したネットワークの活用が広がっている。閉域網は一般的に高価だが、帯域保証型で安定的である

・クラウドサービスはその性質から、インターネット環境から簡単に接続できる。企業内システムのクラウド化では、企業内ネットワークからインターネットを経由することなく、ダイレクトにクラウド環境に接続することが求められる

・閉域接続はインターネットの脅威リスクを回避できる上、到達経路が限定されることで利用環境が正常か、確認が容易になるなどのメリットがある

・日本は比較的ネットワークが安定しているため、現時点で閉域でなくても問題がないとされている

・対中国のネットワークでは、中国側でグレートファイアーウォールと呼ばれるインターネットトラフィックの管理をしていることと、VPN規制が問題になる
IoT/M2M機器がインターネットを経由する場合、通信内容を暗号化する必要やVPNを使ったりする必要があるが、閉域ネットワーク(CoP:Closed IP Network of Things)であればその必要がない

関連コンセプト