d-06 : 生涯学び続ける価値観

予想される社会的な影響

・急激な社会変化により、時代の要求に応じた、スキルや知識の学習が全世代的に必要になっている

・終身雇用から転職を続ける勤務形態が標準となり、都度、学習する必要性が増している

・1日8時間労働の考えが企業で撤廃され、よりフレキシブルな働き方が採用されるため、学習の機会が増える

・リカレント教育への公的支援が拡充される

背景・理由・事例

・AI、ロボティクスなどテクノロジーにより、人間が現在やっている単純作業は代替されると予測される。常に学び続けることが求められる時代になってきている

・欧米ではもともと労働市場の流動性が高い。仕事を始め、学習機会が必要になった場合は、比較的長期間であっても、正規の学生として学習することを推奨している
個人の職業技術や知識を向上するために、フルタイムの就業とフルタイムの学習を、交互に繰り返すことができる

・日本は社会的に長期雇用の慣習が根付く。仕事に必要なスキルは、キャリアを中断せず、就労した企業内で習得するのが通例となっている
しかし、日本でもジョブ型雇用への転換や、転職でのキャリアアップを目指す人が増加する動きが見られ、働き方が多様化してきている

・リカレント教育の取り組み具体例としては、大学の社会人入学制度、社会人特別選抜制度、科目等履修生制度、夜間部・昼夜開講制度、通信、公開講座、専門職大学院、サテライトキャンパス等がある

・習得したスキルを可視化・証明する取り組みもある。「オープンバッジ」は、資格団体、社内研修、認定団体、教育機関などが発行する、デジタルのスキル証明書。国際標準規格にのっとり、各機関共通の型式でスキルを証明できる仕組みである

出典:Net Learning

・欧米では、新型コロナウイルスによる雇用不安を受けニーズが拡大する、デジタル分野への雇用シフトを促すため、リカレント教育への公的支援が広がっている
日本においてもコロナ禍を機に、テレワークで空いた時間を使ってスキルを習得しようとする人が増えている

関連コンセプト