a-32 : モバイルデバイス間の分散・P2P技術

予想される社会的な影響

・PCや携帯端末の能力の向上、通信の高速化と偏在化、ブロックチェーンをはじめとした認証・価値・情報交換技術の進化などを背景に、分散型ネットワークを基盤としたP2P(Peer to Peer)型の技術・サービスの進化が予想される

背景・理由・事例

・分散ネットワークでは中央サーバーが存在しないため、障害や攻撃に対して耐性が高い

・社会の情報化の進展は、情報量の増大と分散、オープン化を促進した。情報を統制することで優位性を維持できた中央集権的な仕組みが機能的にも役割的にもその限界を露呈しはじめている。

・新型コロナウイルス対策においては、社会の中央集権的なガバナンスの弱点が指摘された。一方、自治体などによる一部のボトムア ップの取組は成功し、分散型の仕組みがうまく機能したと指摘される

・パソコンのネットワークでは、P2Pを意識したネットワークアプリケーションがあり、OSがネットワークファイル共有機能を持っている場合がある

・端末の処理の高速化だけでなく、モバイル通信の劇的な高速化はP2Pネットワークの処理速度の向上に大きく寄与し、その能力と適用範囲を大きく拡大する

出典:FRONTGATEより
街そのものがコンピューターに。P2P技術がつくる未来

・携帯端末においては、P2Pモデルを利用したネットワークはほとんど構築されておらず、理由として携帯電話の能力にあまり余裕がないことが考えられる。
携帯端末はできるだけ機能をサーバーに持たせてことが合理的と考えられたためである

・携帯に十分なパワーが備わってきた現代では、携帯電話をP2Pネットワークに組み込もうという試みもある

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