b-24 : 東アジアの高齢化

予想される社会的な影響

・労働年齢の引き上げが検討される

・ロボット介護機器などが普及する

・海外の少子高齢化の社会問題化が進展し、日本のノウハウ・事例を参考にする流れが強まる

背景・理由・事例

・日本は2007年、65歳以上の割合が21%を満たし超高齢者社会へと変化。その後も高齢化は加速し、2030年には28%まで増加すると予測されている

・今後半世紀で世界の高齢化は急速に進展する。65歳以上の割合が2060年には17.8%にまで上昇すると見込まれる

・高齢化進行の速度については、高齢化率が7%を超えてからその倍の14%に達するまでの所要年数(倍加年数)を比較すると、イギリスが46年、ドイツが40年に対し、日本は24年と高齢化の速度は先進国の中でも格段に早い
しかしアジア諸国では、韓国18年、シンガポール20年と日本を上回るスピードで高齢化が進むと予想されている

・中国では長年続いた一人っ子政策の影響で世界でも類を見ないスピードで超高齢化社会に突入する。高齢者向けサービスの需要が高まり、AIや5G、IoTなどのハイテク技術を活用した介護・高齢者向けのサービスが増大している

第3章 人口・経済・地域社会をめぐる現状と課題 (第3章内閣府)

・東アジア諸国の高齢化は、少子化と同時に起きている特徴がある。イギリスやアメリカは高い出生率を維持し、北欧諸国やフランスでは、社会保障政策による少子化対応を実施し、出生率を回復させている

 

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