b-20 : 地方自治体の限界

予想される社会的な影響

・地方自治体の破綻、吸収合併の加速。自治体ごとの地域格差の顕著化

・ ICTを活用し、先進的な運用を行う地方自治体が登場。モデルケースとなる

・低コストを売りにした自治体向けのアウトソース、受託サービスが急増、成長が見込まれる

・海外のセクターによる行政機能支援サービスが増加する

・地域の独自通貨が誕生

背景・理由・事例

出典: 東京圏一極集中が続く:2045年までの将来推計人口 /nippon.com

・日本の人口は減少を続ける。地方の人口減少が加速し、2045年には東京圏の人口は31.9%となり、東京圏への一極集中が予想される

・人口の増減は、自治体による努力も多少は影響するものの、地方の衰退、財政逼迫は不可避である

・日本創生会議により、2040年に全国1,800市区町村のうち、半数が消滅すると発表された

・地方の人口の増減を決定する要因として交通があげられ、人口減と過疎化
による鉄道の赤字化・廃線が相次いでいる。
交通の寸断は地域の衰退に直結する大きな問題であり、特にJR北海道の廃線危機は深刻である

・自治体のコスト負担を避けるコンパクトシティ化が求められている。
日本はインフラの老朽化が進み、財政制約も踏まえ、コストを抑えたインフラの維持管理・更新を図ることが重要となる

・現在の自治体の存在意義は、教育、徴税、土木、救済、戸籍の事務処理など、近代国家として必要な行政上の管理をスムーズに行うことである
行政がテクノロジーを活用し、行政サービスのコスト削減を図ることが急務である

・ネットワークカメラの設置、一人暮らし高齢者世帯へのタブレット配布、子供が自宅で勉強できる制度など、ICTを利用したシステム導入を行うことにより、高いレベルの行政サービスを低コストで提供することができるようになる

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