基礎スキル向上研修-人に読んでもらう文章を書く- (若手社員研修)

writingopnlabの鈴木史朗氏によるライティング講座を2018年8月3日(金)、9月3日(月)の2回にわたって、D4DRオフィスで開催しました。内容を少しご紹介します

【なぜ定期的に研修を開催するか】

当社では、以前にもブランディング講座を開催するなど、社員の基礎スキル向上のための講座をいくつか取り入れています。基礎スキルは、見落としがちですが、コンサルタントとしての土台であり、当社では不可欠なものととらえています。そのため、社内セミナーを定期的に開催し、全社員の基礎スキル向上を目指しています。今回は、アウトプットを作るうえで特に重要な「可読性の高い文章をつくる」ためのスキルアップを目的として、行いました。

【文章を作る際に意識すべきことはなにか】

本講座は、『可読性を高める-読みやすく、伝わる文章講座-』という題のもと、2回にわけて行われ、1回目は文を構成する際に考えなければならないこと、正しい文章の書き方などを、例文を参考にしながら実習を交えての講義でした。

主な内容は、以下の通りです。

■「文章」にするときに考えること

・文章の目的は何か

・文章の読み手は誰か

・書き手(筆者)の立ち位置はどうなっているか

・推敲、添削、校正、校閲をどうやって行うか 等

2回目の講座では、自分が書いたレポートの添削を全員で確認しながら行い、誤った文章や良い文章の共有を通じて、1回目の学びを更に深めました。

【意識すべきことを再確認】

日常的に文字や文章に触れているため、文章を書く際に大事なことや必要なことをわかっているつもりでしたが、実習により文章を書き、客観的な目線で添削をしてもらうと、誤った箇所がいくつかあり、まだまだ改善点があることに気づきました。コンサルタントは、文章を通じてアウトプットすることが仕事の一部であることから、お客様やパートナーに読みやすく、正しい、伝わる文章作りが必要です。その意味で、文章を作る際に注意しなければならないことを再確認できた本講座は、私にとって非常に意義のあるものでした。

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Sho Sato

D4DRアナリスト。Web分析からスマートシティプロジェクトまで幅広い領域に携わる。究極のゆとり世代の一員として働き方改革に取り組んでいる。