c-64 : プロセスエコノミーの重要化

モノやサービスを作る過程(プロセス)を公開し、そこから収益を得ること

予想される社会的な影響

・アウトプットエコノミーのコモディティ化が進む

・製品やサービスを生み出す過程が世の中に広く公開され、最終成果物だけではなく、プロセスでの利益化・差別化が図られる

・プロセスの共有のために、YouTubeやオンラインサロンなどがより活況化すると考えられる

背景・理由・事例

・物にあふれた現代、モノやサービスはコモディティ化し、機能での差別化が困難になってきた。そのため、「モノ消費」から「コト消費」「トキ消費」「イミ消費」などに変わってきたとも言われる。(モノ、コトに続く潮流、「トキ消費」はどうなっていくのか/夏山明美(連載:アフター・コロナの新文脈 博報堂の視点 Vol.13)

・そのような中で、上記のような最終成果物・アウトプットに対して(アウトプットエコノミー)、モノやサービスが完成するまでの過程(プロセス)を公開し、過程自体を売る「プロセスエコノミー」が注目されている。(「プロセスエコノミー」が必然になる2つ理由──「消費活動の変化」と「若者のオタク化」

・また、プロセスエコノミーはプロセスを売るだけではなく、プロセスを公開することでサービスや商品に共感する顧客が増えるという側面もある。「ファン」が増えるような、利他的であったり、社会的に良いとされるようなプロセスやストーリーを持っているサービスは注目を集める。クラウドファンディングはまさにその一例と考えられるだろう。( 「プロセスエコノミー」は人の本能を刺激する。トレンド化する経済思考の正体とは

・クラウドファンディングで言えば、CAMPFIREが挙げられるだろう。「これまでに6.3万件以上のプロジェクトが立ち上がり、720万人以上の人から570億円以上の支援が生まれました。」とHPにあり、企業や自治体はもちろん、個人の活動やクリエイターの資金集めが可能であり、コミュニティの形成も可能だ。それぞれが資金集めの背景やどういったプロセスで何を成そうとしているのかを示し、それに賛同した人がお金を払う。( CAMPFIRE

・『ENU(エヌ)』はプロセスエコノミーを基軸にしたファンコミュニティアプリである。「日本の伝統工芸品やモノづくりをはじめとしたつくり手と、支援したいファン・フォロワーを継続的につなぐプラットフォーム」である。寄付や購入に留まらず、SNS上での応援・拡散も可能だ。( ENU公式HP

出典:ENU公式HP

 

 

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