c-63 : プロシューマーの増加

商品・サービスを提供する側にも関わる消費者

予想される社会的な影響

・インフルエンサーや一般の消費者が、商品の提供・生産のプロセスにも関わるようになる

・ライフスタイルやコンセプトの文脈に沿った商品・サービスの提案がなされる。

・企業はより積極的に消費者とコミュケーションを取るようになり、売り手・買い手という一方的な関係から共創的な関係性になっていく可能性がある

・CtoCのプラットフォームやD2Cブランドがますます活況を呈する

背景・理由・事例

・プロシューマーとは、商品・サービスを提供する側にも関わる消費者のことである。これは、米国の未来学者であるアルビン・トフラー(Alvin Toffler)の著書「第三の波」(1980年)の中で提唱された概念である。近年は、ネット上で消費者間での商品やスキルシェアリングができるようなプラットフォームもあり、多くの消費者がプロシューマーとなる可能性がある。(【図解】プロシューマーとは何か? 自ら製品開発して販売する消費者ビジネスの仕組み

・プロシューマーとして生産に関わる在り方として、消費者参加型製品開発がある。これは、消費者が企業の製品企画・開発から携わることであり、情報感度の高いインフルエンサーに限らず、一般の消費者も含んでいる。

・サッポロビールは2015年に、Facebook上で約17,000人のビールを愛好する消費者と共同してビールを開発している。「百人ビール・ラボ」というプロジェクト名で、中身特徴はもちろん、デザインも含めて共同し、期間限定でビールの販売も行った。( プレスリリース:「サッポロ 百人のキセキ 魅惑の黄金エール」限定発売

・また、プロシューマーとして生産に関わる在り方として、自身で開発・提供する方法がある。メルカリやminneをはじめとした、ネット上のC to Cプラットフォーム、シェアリングエコノミーはこの在り方を後押しするだろう。( 東京財団政策研究所:シェアリングエコノミーと統計改革〈政策データウォッチ(11)〉

 

 

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