c-10 : エネルギーのコモディティ化

予想される社会的な影響

・エネルギー消費の主流が電力となり統合制御や効率化が行いやすくなる

・蓄電・制御技術の進化で電力消費が高度に効率化される

・エネルギー生産・利用の効率が一般化し、省エネという概念が無意味化する

・化石燃料から発生される温室効果ガスの固定化・削減技術が高度化し、低価格なエネルギー源として利用が継続される

・ベーシックインカム等の制度の結びついて、エネルギー消費の最低保証が行われる

背景・理由・事例

・現在、太陽光の発電コストは下落を続け、すでに大手電力の電気料金を下回っている。
今後は蓄電池の普及が鍵を握ると考えられ、蓄電池の高機能化と低価格化により、電気は一般家庭でも自給自足が可能となる

・国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、2010年から今年にかけて、太陽光発電の発電コストは73%、陸上の風力発電のコストは25%下落したと発表している。今後さらなる下落が見込めると考えられる

・IRENAは、2019年までに陸上風力と太陽光のいずれでも発電コストはkWhあたり3セント以下となり、現在の化石燃料による発電コストを大幅に下回ると見込んでいる(化石燃料の発電コストは、kWhあたり5~17セント)
また、定置型蓄電池のコストが、2030年までに最大66%低下する見通しを発表した。蓄電池技術が向上し価格が下落すると、大規模な産業用と小規模の両方の用途で分散電源が急成長し、再エネの導入が加速すると考えられる

・リチウムイオン電池の全固体電池化の研究が進んでいる。固体材料であれば、液体よりも安全性がはるかに高い

出典:お金のキャンパスより
次世代の電池として注目される全固体電池

・新しい電池が登場した時は、電池を必要とする新たな用途、新たな製品が世の中に登場する。それほど、現在のビジネスに与えるインパクトが強いファクターだと考えられる。
リチウムイオン電池が登場により、ノートパソコンと携帯電話が飛躍的に進化を遂げたと言っても過言ではない

・自動車産業がEVの電池開発にしのぎを削っているため、充電池の進化は飛躍的に早くなっている。予想以上のペースで、蓄電池の技術進化が進む可能性がある

出典:EVsmartブログ
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