予想される社会的な影響
・化石資源に依存しない原料の誕生、多様化
・CO2排出量の大幅削減により炭素の排出と吸収のバランスを維持する社会の実現
・温室効果ガスによる、気候変動の緩和
背景・理由・事例
• 「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」という長期的目標を実現するため、様々な領域でCO2を削減することが、世界規模で重要となっている
・その方法のひとつとして、「カーボンサイクル」や「CCUS」といった 「CO2を使用することで削減する」技術の研究が進められている。
人工光合成は、プラスチック等の原料を製造する工場や発電所などから大量に排出される二酸化炭素を回収・リサイクルし、脱炭素社会の実現に貢献することが期待されている

・日本は、光触媒を活用した人工光合成の分野において高い競争力を持っており、太陽エネルギー変換効率10%を目指し、産学連携で技術開発が進んでいる

・トヨタグループの豊田中央研究所は、2021年4月に人工光合成において世界最高の変換率7.2%を実現。これは植物の変換効率をも上回る数値である

・2021年6月、富山大学と東洋エンジニアリングは、人工光合成の共同研究を進めると発表。装置にカーボンナノチューブを用い、装置の構成がシンプルになり、低コストな人工光合成の実現に寄与するという
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