「ユーザー目線」が重視される今、企業に求められる最適なアプローチとは? / 粟飯原 理咲 氏(アイランド株式会社)

アイランド代表粟飯原氏と、D4DR代表藤元の対談が行われました。
アイランドは料理インフルエンサーサービスを展開する企業。「レシピブログ」は最大級のお料理ブログサイトで、料理ブロガーが1万6千人参加しています。「クッキングラム」はInstagramでお料理をアップしている人向けのコミュニティで、2つのサービスを合わせて約5億のリーチがあり、料理にアプローチしたい人を強く意識したサービスとなっています。

画像: 【インタビュー】アイランド株式会社 粟飯原理咲氏
「ユーザー目線」が重視される今、企業に求められる最適なアプローチとは?

ユーザーと企業がインスパイアし合う、新しい時代へ

藤元:アイランドでは、料理好きな人が、気づくとスターになっているという点がユニークだと感じています。

粟飯原:アイランドはそこを大切にしています。好きなことをしている人を全力で全肯定して、素敵に発信できるお手伝いをしたいと思っています。アイランドの展開するコミュニティが大好きで、プロモーションに関しても、自ら手を上げて興味を持っている人に参加してもらっています。
ユーザー視点に立つことも大事にしていて、ハッシュタグで参加するキャンペーンも、自然に受け入れられて広まるものになるよう、気を付けています

藤元:そのようなやり方はD4DRと相性が良いと思っています。企業がリサーチ結果を通して、どうユーザーの共感を得ていくのか、考えていくことも、D4DRが提示できる価値だと思っていますので

藤元 健太郎

1991年電気通信大学情報数理工学科卒業後、野村総合研究所入社
1999年5月、株式会社フロントライン・ドット・ジェーピー代表取締役就任
2002年6月、D4DR(ディー・フォー・ディー・アール)株式会社代表取締役に就任
日経MJ「奔流eビジネス」連載中。

粟飯原:これからの時代、ユーザー対企業という考え方よりも、全体が大きなトライブになって、お互いにインスパイアし合うことが大事だと思っています。アイランドとしては、そのファシリテーターとして、効果的に役割を果たしたいです

ユーザー投稿から発見できる、ビジネスにつながるヒント

藤元:エモいハッシュタグは、企業がユーザーとコミュニケーションをとる際に有効ですね

粟飯原:ハッシュタグはユーザーの今の気持ちが現れるので、分かりやすいですね。面白いハッシュタグをつけてユーザーと企業、ユーザー同士がつながり、発信の場にもなるのは面白いです。
今は「#フライングオータム」秋に揚げ物を楽しもうという投稿企画があるのですが、とても盛り上がっているのですよ

粟飯原 理咲

アイランド代表取締役社長
NTTコミュニケーションズ株式会社先端ビジネス開発センタ、株式会社リクルート次世代事業開発室・事業統括マネジメント室勤務、総合情報サイト「All About」マーケティングプランナーを経て、2003年7月よりアイランド株式会社代表取締役
日経ウーマン誌選出「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」2000年度ネット部門第1位、2003年度同賞キャリアクリエイト部門第6位受賞
美味しいものに目がない食いしん坊&行くとついつい長居してしまう本屋好き

藤元:そういった盛り上がりは企業にとっても、ユーザーにとっても新鮮ですね。
この間、新潟の街で「#古着」が多く取り上げられていて、実は若者の間で古着の店が流行っていることが、Instagramの分析で分かり、新たな街の魅力の発信の再発見につながった事例がありました。そういうユーザー主導の発信の中にも、ヒントが多くある場合がありますね
アイランドで何か新しく取り組んでいることはあるのでしょうか?

粟飯原:Instagramのトライブ作りを、さらに進化させていきたいと思っています。
また、こういう色合いで投稿されていると「いいね」が多いなどの画像分析もできたらいいですね。
さらにこれから生っぽい動画表現も出てくると思うので、楽しみにしています。


企業とユーザーのコミュニティは、企業にとって大変重要になってきています。
マス的なアプローチが力を失う中、SNSを使ってユニークな仕掛けを発信したり、商品やブランドのファンであるユーザー主導のコミュニティ作りが、求められます。
企業による恣意的でない、ユーザー目線のアプローチを、アイランドとD4DRが共通に大切にしているということを、今回の対談で確認できたと感じています。

D4DRでは、アイランドをはじめとした企業とタッグを組み、時代に即した最適なアプローチを、これからも探索していきます。

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