a-05 : アバターロボット

予想される社会的な影響

・人間の移動の必然性が薄れ、交通の在り方が問われる

・味覚、嗅覚を加えた五感の再現も可能となる

・リアルな遠隔環境をアバターにより旅行や競技などのアクティビティを行うことが普及する

・アバターによる擬似出勤や会議、視察が一般化し、就労形態がより多様になる

・特定の技能を持つ専門家(料理人など)が移動せずにスキルを発揮できる様になる

・テレプレゼンスを実現するアバターロボットの形態・表現が進化・多様化し実社会に偏在する様になり、擬似的な人口増大がおこる

背景・理由・事例

・日本企業でも、出張費削減の一環として会議にテレプレゼンス技術が 用いられている。テレワークが一般的なアメリカでは、セグウェイにipadが乗ったような「Double Robotics」が商用化している

Double Robotics Overview

・Telexistence株式会社(KDDI出資)が開発した遠隔ロボットは、
視聴覚・触覚の伝送が行える。さらにホイールによる移動機能により、遠隔地を動き回る体験ができる

Telexistence, Remote-Controlled Robotics Innovator - Engineering Team Interview

・Kirari(NTTグループが開発)は競技場やライブ空間を丸ごと伝送、再現することを目指している。遠隔地にいる観戦者も、目の前で繰り広げられる競技をリアルに体験することができる

Kirari!を使ったリアルタイム同期伝送

・人型ロボットとVRヘッドセットを通じて、あたかもその場にいるかのようなテレプレゼンスを実現するアバターロボットが開発されている。現地の視覚情報をVRを通じて見ることができ、身体の動きは現地の人型ロボットによって再現される

GITAI Prototype unit no.5

・味覚の再現に関する研究も進んでいる。明治大学では、任意の味を表現できる味ディスプレイを開発している。このような技術を利用することで、遠隔地にいながら現地の料理を味わうことができるようになる

出典:DG Lab Hausより
離れた場所へ「味」を送る「味ディスプレイ」の可能性

・新型コロナウイルス対策では、病院にアバターロボットが導入され病棟の巡回に活用された事例がある。テレワークの支援やサプライチェーンの確保、非接触でのイベント実施などを目的とした活用も期待される

出典:ロボスタより
新型コロナ感染症の病棟でアバターロボット(遠隔操作ロボット)活用中 ISO総合研究所が「オムニロボ」の写真を公開

・テスラは、2022年にヒューマノイドロボットである「Tesla Bot」を発売することを予定している。食料品の買い物など日常的なタスクを行うことが可能である。

出典:TESLARATI

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