「生活者トレンド2040」
未来のライフスタイル・価値観を捉える


特集】生活者トレンド2040
FPRCは、未来を洞察する上で、テクノロジーの進化と生活者のライフスタイルや価値観の変化の両面を見ていくことが重要であると考えています。「生活者トレンド2040」では、今後の生活者トレンドを長期視点で分析し、新しい生活者像を提唱する記事を連載していきます。

生活者トレンド2040 -概論-

D4DR FPRC(フューチャーパースペクティブ・リサーチセンター)
主席研究員 藤元健太郎

長期で変わる生活者像

テクノロジーの進化が我々の生活を変えていくことは間違いない。例えば、サブスクリプションやダイナミックプライシングが当たり前になり、商品の定価という概念が無くなっていけば価格に対する価値観も大きく変わるだろう。一方で、商品の「消費」から「参加意識」へと変化することで、購入から共感・参加という価値観の変化も同時に進み、新しいスタイルのクラウドファンディングなどフィンテックでその価値観をサポートしていくサービスも多数生み出されていくだろう。このように、未来を見る上ではテクノロジーと生活者のライフスタイルや価値観のトレンドの両面を見て行くことが重要になる。FPRCでは今後の生活者トレンドを長期視点で分析し、新しい生活者像を提唱していきたい。

未来を提案するブランドのメッセージ力が必要になる

SDGsにより、企業やブランドが長期視点でのメッセージを出していくことの重要性が問われ始めている。短期的に投入される商品開発やサービス開発においては、すでに顕在化している生活者が抱えている課題などペインの解決などに重点が置かれるが、今後はSDGsに限らず長期的に変化する社会を前提にした未来のライフスタイルを提案し、生活者に共感されることが求められるようになる。未来の生活者の価値観やライフスタイルについての構想力や発信力がこれまで以上に重要になることは間違いないだろう。

レポート『消費トレンド総覧2030』

2019年に日経BPから出版されたレポート『消費トレンド総覧2030』は、2030年に向けた新しい14の市場を定義し、市場構造や市場規模、想定されるサービスなどを分析している。現在、2021年度内発売に向け『消費トレンド総覧2040』としてさらに10年先を睨み、市場を15に再編成した形で準備中。

関連記事