c-31 : オンデマンドエコノミーの拡大

予想される社会的な影響

・オンデマンドエコノミーが、購買行動におけるスタンダ・仲介者によりタイムリーに小さな単位でサービスが利用者に提供されるため、事業者は顧客接点にコストや手間を割く必要がなくなる

・小分けによるコストダウンと仲介者によるマージンが発生するためサービス提供者の売上単価は低下する

・開設や維持管理のコストのかかる実店舗や広告宣伝活動等が縮小・忌避される

・評価が蓄積・固定化されるため、サービス品質が競われる傾向が強まる

背景・理由・事例

・オンデマンドエコノミーとは、オンデマンドサービスを提供するビジネスであり、必要なときに必要な商品やサービスを必要な場所に届ける、需要に応じたサービスやビジネスのことをいう。
インターネットやEコマースの普及がその背景にあり、個々の消費者のニーズが顕在化した瞬間に、その都度対応することが可能となる。
商品やサービスを得るために、店頭に出向く手間を省くことができるので、消費者からも支持を集めている

・オンデマンドエコノミーが浸透し、モノの供給効率が上がると、その分価格は下がる傾向にある。そのことがオンデマンドエコノミーの普及に一役買っている。

・近年急成長している代表的なオンデマンドエコノミー関連企業は、Airbnb、Uber、Netflixなどが挙げられる

出典:Airbnb
出典:ダイヤモンド・オンライン

・オンデマンドエコノミーの進展には技術革新が付随し、生産性の向上に繋がるが、その分格差を広げる可能性があるとの指摘もある

・現状生産性は向上しているにも関わらず、雇用者数の増加には繋がっていないデカップリング状況である。
Uberなどの新しいビジネスモデルも持つデジタル企業の参入によって、既存の業界が大きく変容してしまうことを「ウーバライゼーション( Uberization )」と呼ぶこともあるようだ

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