SNS分析手法解説 ソーシャルメディア分析ツールによる分析

近年、InstagramやTwitterなどのソーシャルメディアは、企業のマーケティングにおいてとても重要になっています。企業のSNSの活用方法としては、発信と情報収集・分析の2通りあります。ここでは、後者の情報収集・分析について解説します。企業が効率よく情報収集・分析するためには、主に2パターンの方法があります。1つめは、SNS分析ツールを導入することです。SNS分析ツールは、フォロワー分析やポジネガ分析といった様々な機能により、SNS上の利用者の「生」の声を収集・分析を可能にするツールです。もう一方は、SNS分析を専門とする会社やリサーチ会社に任せることです。SNS分析に関して専門的であるため、ノウハウやツールを活用して、精度の高い分析が可能です。

以下では、SNS上の「生」の声を収集・分析できるツールを7サービスご紹介します。

1.クチコミ@係長

「クチコミ係長 site:www.hottolink.co.jp」の画像検索結果

出典:https://www.hottolink.co.jp/pr/press/20150825-4

 

Twitterや2ちゃんねるなど約590億件の口コミが検索可能です。SNSのオープンデータを収集してサービスを提供しているツールも多いが、本サービスは全世界のTwitterデータを販売するGNIPなどとデータ使用権契約を締結しており、「オープンデータの無断収集禁止」などの事態になっても対応可能です。

2.見える化エンジン

「見える化エンジン site:www.pa-consul.co.jp」の画像検索結果

出典:https://www.pa-consul.co.jp/mieruka/scene/instagram.html

テキストマイニングSaaS市場6年連続No.1のツールです。(富士キメラ総研2017年版調べ) テキストマイニングツールに収集・分析機能を付加しているため、テキストマイニング力が強みです。2018年2月には、AI技術による画像分類機能も実装し、高度なテキストマイニング力と画像分類機能をともに兼ね備えた数少ないツールといえます。

3.Social Studio

出典:https://markezine.jp/article/detail/26989

Einstein Vision for Social Studioでは、AIによる画像認識技術を活用し、グローバルで展開されている200万のブランドロゴなどを含む4タイプのイメージライブラリから、自社ブランドに関する画像投稿をピックアップすることができます。

4.Social Insight

「social studio site:www.salesforce.com/jp」の画像検索結果

出典:https://www.salesforce.com/jp/campaign/releases/summer-17/einstein-analytics/

他のツールと同様に、クチコミデータの収集・分析を可能にするリスニング機能を備えつつ、企業のソーシャルメディアアカウントを運用する機能も兼ね備えています。取得可能データ量や優れた機能を備えてるにもかかわらず、ライセンス費用が比較的低いことから、多くの企業に導入されています。

5.Insight Intelligence

出典:https://www.datasection.co.jp/service/insight-intelligence

SNS分析ツールは、似たような機能をもったものが多いが、本ツールは、風評リスク対策やAI画像分析、オンラインデータ収集・分析をベースとしたソリューション開発など、独自性が高いです。ツール導入後には、業務活用のための勉強会やサポートがついています。

6.BuzzFinder

「buzzfinder site:www.nttcoms.com/service/scrm/buzzfinder/」の画像検索結果

出典:https://www.nttcoms.com/service/scrm/buzzfinder/

アラート通知、デイリーメール、トレンド分析、関連語分析、ポジネガ分析などの機能が搭載されており、風評被害への早期対応、コールセンターでの迅速・的確な対応を可能にします。

7.Sprinklr

出典:https://www.sprinklr.com/ja/social-listening/

顧客管理システムと連携し、広告配信の最適化ができることが特徴であり、SNS広告運用する際にも、重要な役割をはたします。2018年8月に、米調査会社のForrestr Reserchが発表したレポートでは、ソーシャルリスニング業界のリーダーとしての評価を得ています。

導入してみたら使えなかった!?数あるツールの中から最適な選択をするには

以上、SNS分析ツール7サービスを紹介しました。代表的なサービスの一部をご紹介しましたが、それぞれの特徴は多様で、分析精度や取得できるデータの範囲などが異なります。企業の担当者にとって、サービス選定は骨の折れる作業ですが実際には使用開始してみないとわからないことも多く、導入前と導入後でギャップがあるのが実情です。

さらに選定を難航させるのがサービスの料金体系で、ツール導入には初期費用と年間契約を条件となるため最低でも200万円程度の投資は必要で、高いものになれば1,000万円近い料金が掛かるため、導入には慎重にならざるを得ません。

つまり、手探り状態で使い始めることができないため、導入を検討する担当者は各社から営業資料を取り寄せ、有望そうなサービス提供会社には直接面談によってヒアリングするなどして、目的に合致したサービスであるかを見極めます。

その際は、自社が何をするためにツールを導入したいのか、そのためにはどういったデータがどのような精度で可視化できる必要があるのか、整理されることをお勧めします。

ただし、これらは時間だけ考えても安易にできるものではありません。

冒頭でも紹介しましたが、SNS分析をビジネスに活用するもう一つの方法は、SNS分析を専門とするリサーチ・コンサルティング会社への委託も選択肢になります。そうした企業では、定額費用が不要で単発の契約でも結果が得られるサービスを提供していますので、投資判断のハードルが低いと言えるでしょう。

最後に

D4DRでは、2005年から開始したソーシャルメディア分析サービスにより、SNS分析を行うすべての環境、すなわち各社が提供するツールの活用やそれらの導入支援に加え、レポーティングサービスを独自に提供しています。いずれも専門のアナリスト、コンサルタントが企業ごとに対応するサービスですので、SNS分析を検討開始される企業への支援実績を有しています。

ソーシャル分析をする最大のメリットは、他のマーケティングリサーチ手法と異なり、質問に回答するというバイアスを経ずに利用者の本音を可視化できることです。個人の本音は企業にとって非常に有益な情報であり、それがクレームや不満であっても、改善につながる貴重な一歩となるのです。

次回は、リサーチとしてのSNS分析について解説します。

続編: SNS分析手法解説 分析レポーティングサービスを用いて効率良く可視化

 

 

関連サービス

ソーシャルメディア分析 SNS分析

Instagram_analysis

タグ検索Tags


D4DRのソーシャルメディア公式アカウント

関連記事Related Posts