「100年ごとの変革」 山本山 代表取締役 山本嘉一郎氏 (ネクストリテールラボ 第18回)

2018年10月24日、D4DRが企画・運営に携わるNextRetailLabが開催されました。第18回講演会は、株式会社山本山 代表取締役 山本嘉一郎氏により、「100年ごとの変革」をテーマにご講演いただきました。

 
画像1: 「100年ごとの変革」 山本山 代表取締役 山本嘉一郎氏 (ネクストリテールラボ 第18回)

追求の歴史

元禄3年(1690年)、初代山本嘉兵衛によって江戸・日本橋に煎茶商として創業しました。
当時のお茶は、まだ緑色ではなく茶色でしたが、1738年に永谷宗円が発明した青製煎茶製法により、緑色のお茶を製造することが可能になりました。宗円は、京都で緑色のお茶を販売しようとしましたが、茶色ではないため受け入れられず、江戸に赴いて山本山・初代山本嘉兵衛に販売を依頼し、「天下一」と名付け販売しました。
それから100年後、お茶の美味しさを追求し続け、1835年に6代目が玉露茶を発明しました。
さらに100年後、1947年に9代目が海苔を販売しました。江戸から茶業と和紙製造を行ってきましたが、和紙の技術を応用して海苔を製造し販売しました。

 
画像2: 「100年ごとの変革」 山本山 代表取締役 山本嘉一郎氏 (ネクストリテールラボ 第18回)

さらなる100年の節目に向けて

山本山は新しいものの出会いの歴史であると山本氏は言います。山本氏も新しいものが大好きだそうで、最新のスマートフォンなどを積極的に使っているそうです。

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次の100年節目の足がかりとして、ハーブティーの販売とおっしゃっていました。1970年にブラジル、1975年にアメリカに現地法人を立ち上げています。次の節目の柱としていきたいそうです。

山本山の売上は、国内が4割、海外が6割を占めているそうです。美味しいお茶を、世界の人へ飲ませてあげたい。日本の食文化を通して、たくさんの人に好きになってもらいたいと語ってくださいました。
山本山は、長い歴史を持った老舗でありますが、様々な改革に取り組んでいます。
「古いものは認めるものであって、追うものじゃない」
過去を踏まえた上で、時代によって変わる価値観へ順応し未来を見据えて日々チャレンジする、この事が300年以上代々続く老舗になった所以だと感じました。

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