〈D4DR22周年イベント〉4月19日開催「バックキャスティングで考えるSX―Z世代から都市農園まで、サステナブルな未来を1日で考える―」

近年、企業経営における「サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)」の重要性がますます高まっています。SXとは、経産省が2020年に提唱した概念で、企業と社会の持続可能性を両立させ、企業のレジリエンスを高める新しい経営戦略です。

本イベントは、サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)の戦略と実践に関する様々なテーマで議論し、洞察を得ることを目的としています。

バックキャスティング・アプローチによるSX戦略の策定、サステナビリティ経営のジレンマへの解決策、Z世代・α世代をはじめとする若者世代の消費行動や事業共創、そしてSX先行企業である東急不動産ホールディングスグループの取り組み紹介、アーバンファーミングや地域コモンズを通じた個人レベルからの持続可能な社会づくりまで、幅広いテーマでの講演・ディスカッションを通して、サステナブルな未来への道を探ります。

本イベントは、D4DR株式会社設立22周年記念イベント・第8回FPRCフォーラムとして開催します。

会場参加の申し込みは終了いたしました。アーカイブ配信を予定しております。ご希望の方は、下記フォームよりお申し込みください。

開催概要

  • 日時:2024年4月19日(金) 13:30~16:50(交流会~18:30)
  • 開催形式:会場開催(アーカイブ配信あり)
  • 会場:FStudio SHIBUYA 
    (株式会社フロンティアインターナショナル 本社・渋谷オフィス)
    〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 3-3-5NBF 渋谷イースト
  • 参加費:無料
  • 主催:D4DR株式会社
       株式会社フロンティアインターナショナル

※後日アーカイブ配信も予定しています。当日ご参加できない方もぜひお申し込みください。

こんな方におすすめ

  • 経営企画部門、サステナビリティ推進部門の方
  • SX・サステナビリティ経営に関心を持っている方
  • サステナビリティへの感度が高い若者世代の消費行動について情報を得たい方 など

プログラム

13:30 – 13:40(10分) 
オープニング

13:40 – 14:20(40分) 
「バックキャスティングで考えるSX戦略」

中長期戦略の策定において、技術進化や社会変化の潮流を捉えることに加え、サステナビリティの視点の重要性がますます高まっています。SX戦略におけるバックキャスティング・アプローチを主題に、国内外の取り組み事例を交えて講演します。SXのヒントとなる、FPRCで提唱している「超江戸社会」についても解説します。

藤元 健太郎
D4DR株式会社 代表取締役/FPRC 主席研究員

14:20 – 14:45(25分) 
「サステナビリティ経営のジレンマ」

SXの推進にあたって、経営者は様々な課題に直面しています。サステナビリティ経営を停滞させる一連の課題や足かせ、それらを解決するための具体的な手法について、著書『サステナビリティ経営のジレンマ』を基にご講演いただきます。

川井 健史 氏
合同会社持続可能CEO/サステナビリティ経営デザイナー

14:45 – 15:25(40分) 
アートとエンタメが企業とのサステナブルな事業共創になるまで」

Z世代・α世代と呼ばれる若者世代は、上の世代と比べ、企業への共感行動や購買行動においてサスティナビリティをより重視すると言われています。本プログラムでは、若者世代の消費行動や事業共創によるトランスフォーメーションといったテーマで、若者世代とサステナビリティの実像について議論します。

コミンズ・リオ 氏
株式会社SEAMES 代表

15:25 – 15:35(10分) 
休憩

15:35 – 16:35(60分) 
地域コモンズとSX ー東急不動産ホールディングスグループ・プランティオによる取り組みー」

東急不動産ホールディングスグループは、2030年に向けた長期ビジョン「GROUP VISION 2030」のもと、非財務の取り組みを重要な経営課題と位置づけ、多面的に取り組みを展開しています。プログラムの前半で、SX先行企業である東急不動産ホールディングスグループの取り組みと、「アーバンファーミング」という形でSXに取り組むプランティオの事例をご紹介いただきます。その後、「地域コモンズ」を2社の取り組みに共通したキーワードとして、ディスカッション形式でSXについて議論します。

松本 恵 氏
東急不動産ホールディングス株式会社
グループサステナビリティ推進部 部長

芹澤 孝悦 氏
プランティオ株式会社 代表

藤元 健太郎
D4DR株式会社 代表取締役/FPRC 主席研究員

16:35 – 16:50(15分) 
クロージング

17:00 – 18:30(90分) 
交流会

登壇者プロフィール

川井 健史 氏

合同会社持続可能CEO/サステナビリティ経営デザイナー

リクルートスタッフィング並びにリクルートで事業企画、新規事業を担当したのちWeb系ベンチャー企業を設立。リーマンショック後にオプトグループ傘下となり、合計7年間ベンチャー経営に携わる。
その後、メンバーズ、フィックスターズといった上場企業での人事責任者を7年務め、2021年に合同会社持続可能を設立。メンバーズでのCSV経営経験を軸にサステナビリティ経営コンサルティングや人的資本経営支援、統合報告書制作支援、ビジネススクールでの講義などを行なっている。
2024年2月に10年間の集大成である『サステナビリティ経営のジレンマ』(ダイヤモンド社刊)を上梓。

コミンズ・リオ 氏

株式会社SEAMES代表

米国オレゴン州生まれ。大学在学中に大学生専門の音楽レコーディングスタジオ「ERL Studio」を立ち上げ運営。テレビ局勤務を経て、世界の12の都市に1ヶ月ずつ滞在し、出会った人に同じ12の質問をインタビューする企画「World in Twelve」実行。その後、制作会社を立ち上げ、様々な映像・音楽・イベント企画を実行のち現職。日々の原動力は好奇心、多種多様な分野において自他共に認める重度なオタク性質の持ち主。ツイッター・インスタ・TikTokフォロワー数累計0人。

松本 恵 氏

東急不動産ホールディングス㈱ グループサステナビリティ推進部 部長

1990年東急不動産入社。グループ全体のサステナビリティ戦略策定、ESG対応など幅広い業務を推進。
大学特別講師、セミナーや講演等多数登壇。一級建築士。CASBEE建築評価員

芹澤 孝悦 氏

プランティオ株式会社 代表

エンターテインメント系コンテンツプロデューサーを経て日本で初めて“プランター”という和製英語を発案・開発し世に広めた家業であるセロン工業へ。2015年、元祖プランターを再定義・再発明すべくプランティオ株式会社を創業。しかし祖父の発明の本質は高性能なプランターを開発した事ではなくアグリカルチャーに触れる機会を創出した事と捉え2020年“grow”ブランドを発足、食と農の民主化を目指す。

藤元 健太郎

D4DR株式会社 代表取締役/FPRC 主席研究員

野村総合研究所を経てコンサルティング会社D4DR代表。広くITによるイノベーション、新規事業開発、マーケティング戦略、未来社会の調査研究などの分野でコンサルティングを展開。J-Startupに選ばれたPLANTIOを始め様々なスタートアップベンチャーの経営にも参画。関東学院大学非常勤講師。日経MJでコラム「奔流eビジネス」を連載中。近著は「ニューノーマル時代のビジネス革命」(日経BP)

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