アンケート調査が施策の成果に直結する!!その新たなリサーチ手法を解説

そのアンケート調査は施策に直結していますか?

アンケート調査をもとにターゲットを決めたけど、思ったほど施策に反応してくれなかった。
施策のターゲット層と、実際に施策に反応してくれた層がズレていた。
価値観セグメントは作ったけど、そもそもそのセグメントはどうやって捕まえるの?
そもそもアンケート調査結果がどのように施策に使われているか知らない。

御社ではアンケート調査の結果が、顧客のマインド変化やトライアル促進、売上向上などの成果にきちんと結びついていますか?

せっかくアンケート調査を行ったにもかかわらず、その結果がプロモーションに活かしきれていない、という声をよく耳にします。なぜそのような事が起きてしまうのでしょうか。

アンケート調査の結果が成果に結びついていないと感じている企業では次の様な問題を抱えているのではないでしょうか。

  • アンケート調査とプロモーションでは、それぞれ業務を行う部門や担当者が異なるため、認識のズレが出てしまう
  • リサーチとプロモーションの実施時期にタイムラグがあり、情報の鮮度が落ちてしまう
  • アンケート調査結果がアクション(施策)に結びつけにくい

今、求められているアンケート調査のあり方とは!

あらゆる物事がデジタライズされ顧客のデータ活用が進んでいる中で、これからのリサーチには、”アクショナブル”であることが今まで以上に強く求められます。

“アクショナブル”とは

アンケート調査は、ブランド評価や生活者の価値観などを可視化するだけに留まらず、導き出した戦略や施策の方向性をもとに、ターゲット層に対して直接プロモーション展開を行い、成果を出していく事が求められます。
あるいは、戦略や施策の方向性の“確からしさを検証”した上で、ターゲット条件やコミュニケーションのエッセンスをより具体化するところまで行うことが求められます。

従来のアンケート調査では、生活者の回答データを集計・考察した結果が”すべて”でした。しかしこのアウトプットでは、具体性が不足していたり、仮説の域を出ていないため、プロモーションをプランニングする段階で改めてターゲット条件やコミュニケーションのエッセンスを再考する必要がありました。その結果、当初の方針・方向性とのズレが生じたり、本番で仮説検証を行わなければならない状況でした。

商品・サービスを効果的に訴求するためには、事前のアンケート調査(などのリサーチ)は欠かせません。生活者の声(回答)を踏まえて道筋(戦略)を示していくことは正しいアプローチなのですが(弊社でもまずはここをしっかりと固めます)、一方で、アンケート調査結果を頼りにプロモーションを展開しても、上記のような問題が頻繁に出てしまい、コスト効率を低下させてしまう、あるいはせっかくのアンケート調査結果がプロモーションに活かしきれないという状況に陥ってしまうという声を耳にします。

そこで、従来の集計・考察の結果に加えて、リサーチ段階で戦略や施策の方向性の“確からしさを検証”することによって、その後のプロモーションにすぐに活用できるインプット情報を提供できるようになるのです。

「リサーチプロモーション」で成果に直結するアンケート調査を実現する!

アンケート調査の結果をプロモーション成果に直結させるために、これからは従来とは異なるアンケート調査手法が必要となります。
では、どのような手法でアンケート調査を行えば良いのでしょうか。

その答えの一つが「リサーチプロモーション」サービスの活用です。

リサーチプロモーションとは、アンケート調査を行った後に、そのアンケート回答者に”直接”アプローチし、商品やサービスのプロモーションを行うことができるサービスです。

従来のアンケート調査は、リサーチ専用パネルを対象にアンケートを実施しますが、このパネルはあくまでもリサーチ専用のため、どんなに母集団の人数が多くてもアンケートなどの調査以外には活用できませんでした。

しかし、D4DRの「リサーチプロモーション」サービスでは、リサーチ専用ではないパネルを使うため、アンケート調査後に回答者に直接アプローチして施策を打てるというパネル活用の柔軟性が高く、しかもその会員数はおおよそ1億人程度の規模を確保しているため、大規模な母集団にアプローチできます。

「リサーチプロモーション」サービスで実現できること!

  • アンケート調査の回答者に直接アプローチしてプロモーションを実施できる
  • アンケート調査を通じてニーズが顕在化している顧客を特定できる
  • アンケート調査への回答を経て商品・サービスの魅力を認知させることができる
  • アンケート調査から顧客戦略や施策の方向性という指針を導き出すことができる
  • アンケート回答者に加えて、大規模(計1億人規模)の生活者に拡張アプローチができる

「リサーチプロモーション」を活用することで、従来のアンケート調査では難しかった”生活者(アンケート回答者含む)への直接アプローチ”が可能となり、仮説の立案だけではなく、仮説検証そして顧客獲得やトライアル促進などの具体的な施策成果を獲得することができるようになります。

従来のプロモーションサービスとの違い

従来から特定の会員リストにDM配布するなどのアプローチを行えるプロモーションサービスは存在しています。そこで、これらのプロモーションサービスとD4DRの「リサーチプロモーション」サービスの違いについて触れておきます。

実はどちらも、アンケート調査とプロモーションの大きな2つの機能を有しているという点では違いがありません。特に、プロモーション機能にはほとんど差がありません。
大きく異なる点は、プロモーションを実行前のアプローチが異なる点です。特にアンケート調査の役割が大きく異なります。

サービスD4DRの「リサーチプロモーション」サービス従来の会員リストへのプロモーションサービス
アンケート調査の役割ターゲット顧客の発見とコミュニケーションエッセンスを導き出すためにアンケートを実施。加えて、特定したターゲット層の抽出を行うあらかじめ決まっているターゲット層を抽出するため、あるいは施策検証用のセグメントを作成するためにアンケートを実施
質問数10〜50問の幅で、しっかりと顧客理解を行うアンケート調査5問以下の簡易なアンケート調査
アンケート調査のアウトプット(例)顧客セグメンテーションとターゲティング
顧客インサイトの発見
顧客戦略の立案
顧客コミュニケーションの方向性立案
 +
ターゲット抽出
商品・サービスベネフィットの訴求
プロモーション誘導
ターゲット抽出
商品・サービスベネフィットの訴求
プロモーション誘導
成果物生活者/顧客の分析レポート単純集計結果

最後に

  • しっかりと顧客を理解したい
  • セグメントしてターゲットを特定したい
  • インサイトを発見したい
  • 獲得から関係強化の施策シナリオを描いておきたい
  • その上で、確度の高い生活者をターゲットにプロモーションを実行したい

これらのいずれかに該当するものがありましたら、「リサーチプロモーション」サービスを活用することをお勧めします。
D4DR「リサーチプロモーション」サービスについてのご質問やご要望がありましたらお気軽に問合せください。

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Mikio Aaskawa

マーケティングエージェンシーや制作会社にて各種リサーチ・分析業務を経験した後、2009年よりD4DRのシニアアナリストとして、データドリブンのマーケティング支援に従事。現在はプリンシパルとなりプロジェクトリーダー兼アナリストとして、顧客視点で企業のマーケティング戦略立案や課題抽出、アクションプラン立案を支援している。

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