b-06 : サイバー戦争・テロリスクの増加

予想される社会的な影響

・国家に裏打ちされたサイバー攻撃が表面化し、世界で問題となる

・サイバー攻撃・防御を行う体制や技術整備が安全保障上の要件となり、各国家で多くの予算が投下される

・インターネットに代わる国家や複数国家が共有する新たなネットワークが考案される

背景・理由・事例

・安全保障では陸海空に続く戦場としてサイバー空間が挙げられているほど、重要性が増している

・ 特に米国、ロシア、中国間によるサイバー攻撃の争いは激しい

・世界におけるテロの発生件数、死者数は増加の一方で、収束の兆しが見られない

・テロが増加している要因として、インターネットの普及が考えられる。インターネットを通じて爆弾の作製方法を入手したり、同じ思想の仲間を集めることが容易になった

・2020年までに、サイバー攻撃による経済損失額は世界で8兆ドルにのぼる

・犯罪組織などが連携するエコシステムが成立しており、サイバー犯罪がビジネス化している

・現在のセキュリティ対策技術は脆弱、すでに破綻しているともいわれる。新しい対策技術が求められている

・日本では国際イベントが多く開催され、テロへの対策が求められている

・移民政策と若年層の高い失業率は、テロへのリスクともなりえるため、対策が求められる

・原子力発電所はテロの標的となるリスクが高い

 

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