大手新聞社のデジタル部門で活躍中のD4DR OBによる勉強会(朝日新聞 家田氏、日本経済新聞 丹羽氏)

D4DRは多くのスタッフに支えられ、今年で18年目を迎えました。貴重な社外ネットワークとして、D4DRアルムナイ(卒業生)とコミュニケーションをとっております。そのコミュニケーションの一環として、2019年5月にD4DRアルムナイ招待イベントを開催しました。

今回のゲストは、朝日新聞東京本社の家田さんと日本経済新聞社の丹羽さんです。最近の業務やD4DRでの経験が今の業務にどう活きているかを聞きました。

D4DR時代の業務経験を活かし、顧客分析に取り組む

家田さんはかつてD4DRで社員として働き、主に顧客データなどのデータ分析業務に携わっていました。現在は、朝日新聞社デジタル・イノベーション本部で、オンライン顧客行動の分析を行っています。リアルタイムでどのようにサイトを利用しているか、また顧客の趣向性分析から顧客個人にどのようなレコメンドを配信することが最適かなど、データ分析に基づいた施策を実施する業務です。日々の業務の中で、D4DRで身につけたデータの扱い方や分析手法を現職で活かしていると話しました。

D4DRで培ったデータを見る”目”

丹羽さんは学生時代、D4DRでアルバイトとして働いており、主にデータ分析業務を行っていました。現在は、日本経済新聞社のデジタル部門でデータに基づいた施策の推進を行っています。D4DRで培ったデータ分析や資料作成の方法など様々なスキルが現職での業務で活かせているといいます。さらに、D4DRでは業界を横断したデータを見てきたので、データの解釈に深みが出たとも話します。

D4DRアルムナイが活躍している両社とも、デジタル化に力を入れており、家田さん、丹羽さんそれぞれが中心となってデジタル施策に取り組んでいる様子がうかがえました。

メディア業界のほかにも、メーカーや金融など様々な業界において、D4DRアルムナイが力を発揮しています。また、D4DRは外部パートナーとの連携も積極的に行っており、様々なバックグラウンドを持つ人材と一緒に仕事をしています。D4DRアルムナイと外部パートナーという強力な社外ネットワークにより、業界・業種に縛られず幅広い仕事に携わることができるのが、D4DRの特徴だと改めて実感しました。

D4DRでは、社外の知見を取り入れるために定期的に社員向け勉強会を開催しています。今後もこのような社員向け勉強会を通じて、現在D4DRで働いている社員たちのモチベーションやスキルの向上を図っていきます。

The following two tabs change content below.

Muta

FPRC事務局担当。専門はエネルギー・資源開発を中心に社会・環境問題全般。オープンイノベーションプログラムの立ち上げ支援や新規事業戦略の立案など様々なプロジェクトに携わる。豊富な海外経験を活かし、独自の視点で発信中。